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【2444410】私立中学の価値ーゼロ 

投稿者: 適性   (ID:RfnxxivKKcs) 投稿日時:2012年 02月 25日 16:18

内容は、私立中学の価値から続く話題です。教育全般です

条件は1つだけ・・「最初から、誰かを、無視する意図がある人を除く」です。

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  1. 【2533579】 投稿者: 地域、時代  (ID:ArztdBfx5S.) 投稿日時:2012年 05月 08日 09:06

    私もそう強く感じました。市場規範に内面を合わせること・・・無自覚に心を自傷してしまう場合があります。そして無自覚の我慢が突如、病気となって表面化することもある・・・。
    _______________________________
    信頼感様

    確かに、、、私は仕事がマックス、いけいけどんどんの時期に過呼吸になる事が多かったです。(バッグにはいつもビニール袋を入れていました。)
    ヤバい、、と思ったらトイレに行って、ビニール袋をスースー。。。
    自分では自分にかかっているストレスがわからなかったんですよね。

    私の仕事は芸術分野でありながら、市場規模に合わせないといけない事に(職業柄、私の場合は、にここを無視出来ないんです)、私の心が拒否反応をしめしていたのかな、って今となっては思います。

  2. 【2533723】 投稿者: 信頼感  (ID:LXTwhB0V4Ss) 投稿日時:2012年 05月 08日 11:24

    地域、時代様

    時代様は、職種によって意見の源泉を確認されようとなさいますが、本質に迫る場合、重要ではないと考えています。もっとシンプルに人生の目的でイイと思うのですよ。自己実現が幸せの一つの在り様なら仕事も関係しますよね・・・確かに。自分自身を核とした場合、その核より大きな物理的相対性の拡大(資産拡大)が人生の目的なら恐らく追求者となり満足感を得られないと思うのです。私のコアには、資産の部も当然存在します。しかし、それは私の一部に過ぎず、私自身の価値全体を現すものではありません。ですから、その一部の価値(市場規範=資産)の相対性拡大(他者と比べて拡大すること)を追求するだけの価値観と仲良くしたいとは思いません。企業はイイんですよ。法律や協定等で律せられながら利益追求するのですからOKです。合理的でもクリエイティブでも何でもありです。でもね、それを人間に適用すれば、おかしなことになります。仕事は人生を構成する要素のたった一つに過ぎません。たった一つの価値観を人生全体に適用すれば、人生が混乱しますよ。

    >私の仕事は芸術分野でありながら、市場規模に合わせないといけない事に(職業柄、私の場合は、にここを無視出来ないんです)、

    このフレーズをよく使われますが、誰だって同じだと思いますよ。時代様に限ったことじゃありません。私も同じですから。時代様と最初に会話させていただいた際も同じことを述べたと思います。確か・・・「自分(時代様)を追い込むタイプ」という表現だったかな。内的欲求が動機ならそれもアリかなって思いますけど・・・外的要因で追い込む、込まれると(現実に心を合わせ解決をはかる)無自覚に心を傷つけている可能性があります。私・・・後者の人に出会ったらその危険性をお話させてもらってます。

    >私の心が拒否反応をしめしていたのかな、って今となっては思います。

    そうかも知れませんし、そうじゃないかも知れない。ただ、心に抑圧があったことは事実だと思います。心の抑圧に対する報酬(代替欲求)としてインセンティブがあると思っています。インセンティブが抑圧を解放してくれるのだと・・・。だから「やる気」>「抑圧」の関係なら、インセンティブを必要としないわけです。それは「我慢」=ストレスじゃなく「やりたい」=モティベートなのだから。そして抑圧から創造は生まれない。何故なら抑圧は合理性によって納得させられたものだから・・・と感じています。

  3. 【2533784】 投稿者: 高校生親  (ID:PRfb5WRAKHY) 投稿日時:2012年 05月 08日 12:19

    読者様


    読者様のレス、宛先が明記されているので横レスになり失礼ですがお許しください。企業の状況を含め的確なご認識と思いますし、私の問題意識とも大きく重なるので。(引用にあたり適宜行詰め等してしまっている点もご宥恕お願いします)。


    >理系専門人材に対する需要が、「多様化」しているのではないか?
    →21世紀では、ハイブリッド型(例・文理融合型)orクロスオーバー型(他分野との対話ができる=複眼的思考ができる)人材が、これまで以上に、必要になっているのではないか?【←要検証】
    but・・・文系の実学系専門人材(経済、経営、政策、法)は、一般的に言って、他分野との対話ができる素養が不十分。特に、理系分野に対する苦手意識が強く、理系分野との対話も乏しい。 故に、社会全体として「構想力」に乏しくなる。
    →文系人材に代わり、理系人材に「知のintegration」の役割を求める傾向がある? 理系専門人材は、文字通り「専門人材」としての需要に加え、(概念矛盾かもしれませんが)「クロスオーバー型人材」としての需要がある?
    ------------------------------------------------------------


    おっしゃる通りだと思います。私の勤め先は(地域、時代様に見抜かれた通り)商社で、私の若手時代はバリバリの文系ばかりでしたが、過去5-6年理系からの採用を大きく増やしている背景もこういう考え方だと聞いています。大学院卒も増えていて、私の部署、子会社も含めて80人の部隊の内約20名が理系学部・大学院卒になっています。理系の専門性からスタートして文系が従来得意としていたコーディネーション力(そのベースになるコミュニケーション力)を鍛えて総合力→構想力に持って行く方向性です。文系人材がおしなべて勉強不足というのもありますが...。


    ただ、今までのところそうそう上手く行っている訳でもありません。それは次の点に関係すると思っています。


    >専門性の教育は専門課程として、これとは別に、他分野との対話ができる素養の育成は、どこで行われるのか?(理系についても、文系についても)
    -----------------------------------------------------------


    実際理系人材を採用してみると、研究室での優等生でクロスオーバーの能力は今一つというケースが増えてしまっています。おっしゃる通り他分野との対話が出来る素養の涵養を行う場が不足しているように感じます。コミュニケーション力があるようでも、自分が専門的な強みを持っているベース(多くはかなり狭い分野)を離れると不安が募るようで、飛び越えられないケースが多い。どこでこの素養を育成するか、答えはまだ見つけられていません。



    >そして・・・複眼的思考を育む環境、とは?・・・・多様性の確保、多様な価値観の存在の承認、が大前提となるだろう・・・
    ------------------------------------------------------------


    これもおっしゃる通りですね。逆の見方をすると、複視眼的思考・多様性の確保の為に理系採用を行っているという面もあると思います。同様の狙いは他国籍の方の採用、女性の登用というところにも表れていると思っています。ただ、企業についていえば、複視眼的思考・多様性を確保できたとして、それをどう価値創造に繋げるかというビジョンが不足しているように思います。トップの意識は高くても、スタッフたちが、多様性を確保して自由に考えて貰えば色々アイディア出てくるんじゃないの?程度だから、ちょっと損益が苦しくなると見直しの話が出てきて、元の木阿弥になってしまうんです。この辺り、企業人様も言われていた日本企業の存在感の減退にも繋がっているように感じています。

  4. 【2533914】 投稿者: 通りすがり2  (ID:TCKob3UQX3o) 投稿日時:2012年 05月 08日 14:26

    信頼感様

    >部分的に同意見でございます。
    >ただ、経済活動と志を分けている思考するつもりはございません。
    >私の述べたかったことは、読者様の解説の通りです。


    「きっとこのように考えているのではないか」と想像するのが好きなもので、ついつい、自分の考えを書かせて頂きました。

    差し出がましいことをしてしまい、すみませんでした。


    念のため申し添えますが、私は「教育活動」と「経済活動」とを切り分けた方が、便宜上、理解しやすい(話をしやすい)と考え、その上で「信頼感様」が「主に教育活動」という観点から話をされているのではという言い方をさせて頂きました。

    「教育活動」という言い方をしていますが、「信頼感様」が大事にされているのは、単に「学力を育てること」ではなく、「志・気持ち・創造力等を含めた人としての総合力を育てること」ではないかと感じております(信頼感様のコメントを拝見しての想像ですが、これすら間違っていたらすみません)。

    当然、「人としての総合力」というのは、「経済活動」をしていく中でも、育てていかなければいけないものと理解しております。

    ですから、「信頼感様」が「経済活動」という観点から「志」を見ていない(「経済活動と志を分けている」)とは思っていませんので、その点はご理解下さい。


    信頼感様のコメント、いつも楽しみにしていますが、何せ奥深いものですから、私の理解不足も多々あります。

    もし、コメントに勘違い・間違い等がありましたら、是非是非、ご指摘下さい。

  5. 【2534109】 投稿者: 信頼感  (ID:LXTwhB0V4Ss) 投稿日時:2012年 05月 08日 17:37

    通りすがり2様

    用件のみのレスでスミマセンでした。この話題で引っ張るのもなんだなぁ~って思っておりまして。

    >便宜上、理解しやすい(話をしやすい)と考え、その上で「信頼感様」が「主に教育活動」という観点から話をされているのではという言い方をさせて頂きました。

    そうですよね・・・それは理解しているんですけど・・・。
    まぁ、分けても分けなくてもどっちでもイイってことですかね。
    分けると必然的に教育=理想、経済=現実みたいな区別に話を曲げられちゃうんですよ。それは単に経験的見解ですよね。私の中では、全然・・・教育=理想論じゃいなんでけどね。現実に合わせて歩み寄ることを続けたなら、心を抑圧することになるでしょう。(我儘を推奨してませんよ)それって、ダブルスタンダードだし矛盾を内在することになる。

    通りすがり2様の仰るように主体性を持った人格に育っていれば、「理想を実現させること」でも「現実的問題として解決すること」(現実を抑圧なしで受け入れる)でも、自分の主体的判断でストレスなく出来る訳です。つまり他者からの強制禁止や競争によって強いられるわけじゃない、「自由意思を持つ」ことこそ、読者様の仰ってくださった、「勁くある」人格=キャラ(量的様の)じゃないかと思っています。ちなみにキャラクターの語源は「刻み込む」だそうです。正に刻み込むとは「教育」だしその過程で自律出来ることなのだと感じています。
    毎度、国語力がなくて申し訳ないです。

  6. 【2534254】 投稿者: 通りすがりの企業人  (ID:Z4la3LY54n2) 投稿日時:2012年 05月 08日 20:41

    地域、時代さま、高校生親さま、みなさま

    企業の開発現場の職人は、だんだん少なくなっているかも知れません。しかし、職人技は、いまだに重要です。
    私はもとハード屋なので、ハードの一例を挙げますと、テレビをつくるとしますね。テレビ自体に雷が落ちたり、テレビがある家に雷が落ちたりする場合に、テレビが壊れるのは、あまり問題になりません。直接落雷しても壊れないテレビをつくれ、という声は、ほとんどありません。
    しかし、たとえば300m先に雷が落ちた時にテレビが壊れると、これはクレームの対象になります。誘導雷、といいます。それでは、どう防ぐか、いろいろな方法論はありますが、最後は技術者の勘と、トライアンドエラーになります。

    私自身は、そういう職人になりたいと思っていたのですが、ある時期に、考え方が変わりました。職人技はきわめて重要ですが、技のある技術者がいることを前提にすると、もっと違うところで、企業の命運を決めることが起こっているんじゃないか、ということを感じてきました。

    差しさわりあるかも知れないけれど、原発の問題を例にとります。判断や行動には、何層かあるんですね。

    1.日々の安全管理、監視のルール化と実施。
    2.原子炉や周囲の配管、空調、電気系統のメンテナンス。
    3.原子炉や建屋の配置を含めた基本構想。
    4.原子炉の仕様決定や製造メーカーの決定。
    5.そもそも原発を導入するという経営判断。

    たぶん、原子炉を外注することを前提としても、乱暴に分けて、この5段階くらいあるわけです。
    福島第一では、1.と2.は、実は、ものすごく事細かに実施されていたし、何重にも安全監査があり、技術者は、安全管理で疲弊するくらいだったのです。ここまでが、いわゆる職人の仕事です。

    3.は、技術系のプロジェクトマネージャー、たぶん、執行役レベルの仕事。
    4や5は、経営判断そのものですね。

    福島第一は、3.が徹底的にまずくて、未曾有の大惨事になりました。
    せめて、技術者が、このレベルでしっかりものを言わないと、間違えるのではないか、と、(私の分野は原発もテレビもほとんど関係ないのですが)、30台の頭に考え始めました。

    そういうことをやるのがグロスオーバー型人材なのかも知れないし、私自身、前にちょっとお話ししたように、総務とか経営企画とか人事が長いので、クロスオーバーかも知れないけれど、志半ば、です。
    そして、この、クロスオーバーの能力は、別に技術屋だから優れているわけでもない、法学部や経済学部出身で、技術の中身と無縁の人にも、ものすごい能力をを発揮する人がいることを、官僚や、事務屋さんのつきあいから学んでいます。

    経営のビジョンは大切で、これも企業の命運を決めるのだけれど、現場の優秀な職人的技術者と結び付ける構想力をなんとかしなくては、というのが、私の問題意識にあります。


    それで、高校生親さまがおっしゃるところと、実は、ちょっと感覚が違います。
    今、いいものを作れば売れる、とか、自分が作ったものの価値がわからなければ買わなくてもいい、と思っている企業の技術者は、ほとんど表舞台に立てないのではないかと考えています。
    あるとすれば、コスト競争疲れ、それから、ビジョンと現場を結び付けるマネジメント能力かな、という気がしています。

  7. 【2534261】 投稿者: 地域、時代  (ID:ArztdBfx5S.) 投稿日時:2012年 05月 08日 20:56

    信頼感様

    時代様は、職種によって意見の源泉を確認されようとなさいますが、本質に迫る場合、重要ではないと考えています。もっとシンプルに人生の目的でイイと思うのですよ。

    信頼感様が最初に書き込みをして下さった時に、私が「信頼感様と私は同じ分野」と書きこんだんですね。
    しかし、その時に信頼感様は「違う」と、おっしゃったのですね。
    その「違う」の中身は
    私が「自分と徹底的に向き合い、苦しんで表現を生み出す」に対して信頼感様は「自分も楽しむんだ」という内容だったように思います。
    それは私の中ではすごく衝撃的な書き込みだったので、その時から、私は「信頼感様と私の職業は本質的に違うもの」という風に思うようになったのですね。

    ですので、今回の話では、私と信頼感様は、ある意味「自由業」というくくりで(今は信頼感様は違うかもしれませんが)一見似ているように思われがちですが、その仕事の中身は「まるで違う」のだと、私は信頼感様から教えて貰ったので、ここを強調しておりました。
    しかし

    このフレーズをよく使われますが、誰だって同じだと思いますよ。時代様に限ったことじゃありません。私も同じですから

    信頼感様もそうである、で構わないのですね。
    了解いたしました。

  8. 【2534297】 投稿者: 地域、時代  (ID:ArztdBfx5S.) 投稿日時:2012年 05月 08日 21:39

    今、いいものを作れば売れる、とか、自分が作ったものの価値がわからなければ買わなくてもいい、と思っている企業の技術者は、ほとんど表舞台に立てないのではないかと考えています。
    あるとすれば、コスト競争疲れ、それから、ビジョンと現場を結び付けるマネジメント能力かな、という気がしています。
    ___________________________________

    企業人様

    教えて下さってありがとうございます。

    この上の部分、すごく良くわかります。
    「ものづくり」と「市場」は私の頭の中で常に意識している事ですので、企業人様のお話、すごく良く理解出来ました。
    ありがとうございます。

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