私立中学の価値 2校め｜掲示板スレッド

未来様

ブッシュさんは、昔はダメダメ男で、事業は何をやってもダメ。酒びたりの生活。
そんな時、奥様の深い愛情と宗教（メソジスト派ーアメリカでは２番目に信者が多いらしいですし）により、’born-again’した、この事を選挙戦で強く民衆に訴え、多くの支持を得たのではなかったでしょうか？
なので、小ブッシュは、私はかなりの信心深いキリスト教徒だと思っているのですが。。。

未来様の考え方は→小ブッシュは、キリスト教を利用して大衆の支持を得た、嘘つきである。
で、良いのですか？

ここの部分は、各々の考え方の違いですので、特に反論などはありません。
小ブッシュの心根はたぶん、本人にしかわからないと思いますし。

そうそう。本もでてましたね。
知ってます。

＞未来様の考え方は→小ブッシュは、キリスト教を利用して大衆の支持を得た、嘘つきである。

はい　そうです。

未来様

了解いたしました<(_ _)>

根本的さん

>そういうわけで、話を戻しますが、クラーク先生の言葉、どう思いますか？ クラーク先生においては、gentlemanとambitiousは完全に両立可能だった。キリスト教精神においては、人間の内面と外面ははっきりと峻別されるから。
>・・本質的にキリスト教的ではないなと思いました。そこへ、キリスト教にお詳しい無常感さんが登場されたので、そちらでなんらかの結論めいたものが出るかなと思ったわけです。


今週は無茶苦茶仕事が忙しくて、返事が遅くなりすみません。
私は論理性に関心があるだけで、キリスト教に詳しいわけではないのですが・・

クラーク博士の言葉の件は北海道大学がウェブで紹介しているとおり、小林光助氏の解釈を、海後宗臣氏が事実と誤認、これを昭和39.3.16の朝日新聞「天声人語」欄で紹介して広まった　ということですから作者は日本人です。
クラーク博士本人が“Boys, be ambitious!”と言ったかさえも怪しいということで・・

　http://www.lib.hokudai.ac.jp/modules/tinyd44/index.php?id=116


わざわざ・・

“Boys, be ambitious! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.”

・・こんな事を書くのは、「人間主義的」な日本的な感覚ですね。

>キリスト教精神においては、人間の内面と外面ははっきりと峻別される

内面と外面の考え方は、プロテスタントとカトリックでは少し違うような気がするのですが、
少なくとも、マックス・ウェーバーが言う「資本主義の精神」において　gentleman　であることと　ambitious　をもつことは何ら矛盾しません。（アメリカ人クラーク博士は、多分プロテスタントですよね・・）

また、クラーク博士が日本に来たのは1876年ですが、たった８カ月の札幌滞在だったらしい。１９世紀後半がどんな時代だったのか想像すれば、「大志」という訳語はチグハグな感じがします。
また、日本文化を深く理解していたとはとても思えないので、「日本人が好むであろう発言をする」などという、リップ・サービスする動機も考えにくいですね。

地域、時代 さん

>う～ん、、申し訳ありません。質問の仕方がおかしいですね。
>無常感様は常に無常感（観）を持って物事を見てらっしゃるのですよね。
>そういった思考をなさる無常感様は物事をどのように捉えられるのか、非常に興味があるのですよ。

ごめんなさいね・・私の「無常」に対する理解なんて、大したものではありません。
固定観念で折れてしまわないように、日常生活を崩さない範囲で、たまには脳の柔軟体操をする・・そんな感じですね（単に好きなだけです）。

「無常観」ではなく、「無常感」と言葉を選んだのもそういう理由からです。
とても「無常観」を論じる能力など無く、難解であるがその憧れの気持ちが切れない・・
そういった意味で、ＮＨに、日本的な美意識「無常感」を使っています。

・・ですので、「無常」にお詳しい方がいれば、是非ご指導くださればと思います。


私の拙い知識では・・

「空（くう）」に関して色々な解釈があって「空」＝「無」と捉える立場もあるけども、
そうではなくて、「空」は「有」でもないし「無」でもない、「空」は「有」と「無」を生じさせる万物の根源である、すべてのものは実体がなく空である（無自性）である

・・これが、中観派の龍樹（ナーガールジュナ）の考え方かと思います。

ここでおもしろいのは西洋の　ソシュール言語学　→　構造主義　の系譜でいくところの
「構造」と「差異」と、とてもよく似ていることなんですね。

西洋では「二項対立」という概念があって、簡単に言うと・・

「右」という言葉と、「左」という言葉があります。
「右」という言葉が独立して存在し得るか？・・無理ですね、反対概念の「左」が必要です。逆もしかり・・
実際には「右」も「左」も無くて「差異」しかない・・実は「右」と「左」の距離感が、
「右」「左」という言葉、概念を存立させている。

その距離感が、「空」と関連しているのではないか？・・・

かくして、西洋と東洋とは限りなく近づいていくのですね。
そこが、とてもおもしろく感じています。

動機が大事だよね　さん

>イメージとしての「人間原理主義」というのは何となくわかります。
>法の支配よりも上位になってしまう個々の事情を斟酌してやる？・・などということでしょうか？

例えば・・
私はホリエモン、村上氏のファンではありませんが、彼らを論評しようとすれば、

少なくともなぜ彼らが逮捕されたのか？・・法的にどんな問題があったのか（なにが悪いのか）？・・くらい、当然に理解、説明できなければならない・・と考えるわけです。

なぜ、逮捕されたかも分からずに、

　「なんだか分からんが、悪いことをして金を儲けたんだ！」

こういった主張は日本的な　人間主義的バッシング　ではないか？
・・と感じるわけですね。
ちなみに個人的には、彼らが法的に逮捕されたのは妥当だと思いますが、
こういったバッシングは支持しません。

田中角栄氏の件もそう・・決着はしませんでしたが、
航空機選定の権限の無い首相田中氏が、なぜ受託収賄罪に問われるのか？・・・

日本社会は、「人間が」突っ走るときは少し恐い、危ないという感じがします。

＞こういった主張は日本的な　人間主義的バッシング　ではないか？
＞・・と感じるわけですね。
＞ちなみに個人的には、彼らが法的に逮捕されたのは妥当だと思いますが、
＞こういったバッシングは支持しません。

では・・・

「なんだか分からんが、私学は、悪いことをして金を儲けてるのだ！」

「なんだか分からんが、中高一貫校の子は、自己利益に『しか』興味がないんだ！」

「なんだか分からんが、中学受験する人間は、浅ましいのだ！」

こういった主張は日本的な　人間主義的バッシング　ではないか？

これは、無常感さん？の、主張なんだが・・・・これも、支持しないのかな？
（まあ、法的に逮捕されることはない。ことだけどねー）

動機が大事だよね　さん

>無常感さんへコメントを書いていたらコンピューター不調でシャットダウンしてしまいました。まあ・・・・恥多き青春時代なんて・・・・人に語るもんじゃないよというお天道様のお告げでしょう。
>「最終講義」読み終わりましたが視点さんの紹介された本ですので・・・・・
視点さんのコメントを待ってからのほうがいいのでは・・・・・・と思っています。


>【2194674】 投稿者: 視点(ID:U1pdVKtzlSk)投稿日時：11年 07月 07日
>地域・時代さんにお勧めの本を１冊。
>内田樹の「最終講義」。全部は読んでないけど、結構いいこと書いてるね。

「最終講義」って何？・・と思って過去レスを確認したのですが、内田樹氏のことですね。
日本人がユダヤ人に一方的に関心をもつのは、その背景に「反米」意識があるという指摘ですね。

内田氏の本は数冊か読みましたが、専門は「現代思想」ですね
・・不勉強で、レヴィナスとどう絡むのか、いまひとつよく分かりません。

視点さんだけ　とは言わず、意見交換をしましょう。