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投稿者: ようこそ!書き込み歓迎 (ID:4Xzxz71IPe2) 投稿日時:2011年 03月 02日 23:08
既スレが調子悪いので、とりあえず立てておきました。
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【2274342】 投稿者: 老眼 (ID:xbHcF4fjgDE) 投稿日時:2011年 09月 23日 21:09
適性さん、信頼感さん、地域時代さん
シルバースプーンさんへの失礼を承知しながらも「お二人の議論を」というスレの流れがございましたのでしばらくROMに徹しておりました。お心配りを頂き恐縮です。「人間の争い」について愚見を加えさせてください。
信頼感さんが深く考察してくださったことはわたくしなどには考え及ばぬことでした。もっとずっと手前の現象から「人間が争う原因」を想像しておりました。「自然の法則」より「生き物の法則」が妥当だったかもしれません。書画の如く、遠方から眺める山河は美しく平穏ですが、その懐に入りますと、まさに骨肉の争いが繰り広げられています。自己やその種を守らんとする生き物のテリトリーの攻防は凄まじいものです。家庭でも再現できます。植物や昆虫系よりもザリガニ、最もダイナミックに判るのは海水魚です。単細胞から高等動物に至るまで、「必死になって生き伸びなければならない」のが生き物の宿命であることを見せつけられます。固体内部の神経系や免疫系が誕生した理由にも同じ理屈が想像できます。人間も生き物のひとつに過ぎませんから、この宿命からは逃れなれないと想像したわけです。
ご指摘のように、人間の場合、‘他の生き物と違って’、「野望」や「コンプレックス」が、その自然の摂理に上積みされて働き、「人間が争う原因」を複雑にしているのでしょうね。
成り行きに任せれば、「人間同士の争い」は続くことになってしまうのですが、‘他の生き物と違って’野望やコンプレックスと対峙するようなものも備えているのが人間であるはずですから,そこに僅かな望みを託したくなります。 -
【2274461】 投稿者: 通りすがりの企業人 (ID:hvRPDhPG9/E) 投稿日時:2011年 09月 23日 23:31
KYかつ唐突な投稿です。
少し前に、官僚、大企業経営陣など、支配層うんぬん、という議論がありました。
私自身、そういう階層の傍に居た時間はけっこう長いのですが、正直、何がどうなっているのか、全くわかりません。ある階層、あるコミュニティが力を持って、そういう人たちの主張が通りやすくなる、ということはあるのですが、なんか、支配する側とされる側の二律背反のようには思えないんですよね。私にはいってくる情報が断片的であり、物事の一面である、ということもあります。(前職は、CTO補佐のような仕事でした)
それでいろいろ考えているうちに、おもしろい文章に出会ったので、紹介します。
こういう話と関係あるようでもあり。。。。
=====
特別読物 御用学者と呼ばれて 週刊新潮9.22号
4人の、原発推進派の学者が、「御用学者」のレッテルに対し、苦悩を語り合っている、という座談会の記録です。
週刊誌の記事なので、彼らの話したことが正確に記事にされているかどうかわかりません。
しかし、私には、人間の特性が表れて、ちょっと暗澹とした気分になりました。
(内容の骨格、私の要約です)
自分たちは、科学者として、手に入る情報の中で、科学的知見に基づいた発言をしてきた。
これは、原発事故が起これば何万人も死ぬと恐怖をあおってきた人には不都合な真実であり、御用学者のレッテルを貼っている。
政府の対応がすべて後手に回り情けない。
反原発派が後援会に送り込まれ、市民に質問の隙を与えない。
恐怖をあおる人たちは10年、20年と同じ主張を続けてきた。彼らの動員力とネットワークを我々も学ばないといけない。
(ここまで)
賛成の人も、反対の人も居るでしょう。部分的には正しいところもあると思います。
しかし、この中の一人は、間違いなく、
「日本の原子力発電所は旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所と異なり、原子炉格納容器で守られているため、万一事故があったとしても外部環境に影響を及ぼすことはありません。」
と発言しています。
プルトニウムの経口致死量が32グラム、という発言もあります。放射性でないプルトニウムはこの世に存在しないので、ほとんど意味のない、化学的な致死量、それも、当然、即効の部分だけを取り出した値なんですけれどね。
自分たちは危険を予測できなかった、申し訳なかった、というのが先に来るんじゃないのかな、普通の感覚なら。
今まで権力を持っていたコミュニティが崩壊し、責任のなすりあいになっているような気もしないでもありません。
=========
米国製エリートは本当にすごいのか
佐々木紀彦 東洋経済新聞社
スタンフォードの大学院出身のジャーナリストである著者が、米国の見聞と調査をもとに、米国のエリート教育の実態や、学歴社会の実態、そして、米国人エリートの能力を分析しています。
読み始めたばかりですが、納得するところ、気付かずにいたところ、ちょっと違うと思うところがありますが、面白いです。
米国の権力がどういうふうな人によって形作られていくか、ということも、うかがい知ることができます。
これは、トップエリートの記述で、ちょっと一方的かもしれないので、
ルポ貧困大陸アメリカ、ルポ貧困大陸アメリカII
南未果 岩波新書
も紹介しておきます。(前に紹介したかな)
こちらは、アメリカのボトムで何が起こっているか、というルポです。一方的記述だ、という激しい批判のある書物です。 -
【2274475】 投稿者: 適性 (ID:.EHeG/LNF/Q) 投稿日時:2011年 09月 23日 23:55
■信頼感さん 老眼さん。
ちょっと、難しいので・・頭になにか浮かんだら書くかもしれませんが。
>老眼様の仰る「人間の思考が同時刻にすべての場合において・・・」という点は
>とても感動的で同意します。
ただ・・これはね。難しいという感想です。
■無常感さん
>>「あなたの言いたい事は C だな」と批判を始める人もいる・・これでは議論
>になりませんね。
>例示をお示ししますが、
> A:客観的に戦力を分析すると必ず負ける。何が何でも戦争を避けなければならない。
> C:そんな事を言うのは貴様に いくじ がないからだ・・英霊に申し訳なく
> ないのか?
あら『エデュでの、議論』での話が・・なぜ、こんな。。「国の戦争」の・・例示なのか?・・・・・不思議・・もっと、身近な例でいいのに・・
>私が、日本社会固有の人間原理主義 と言っているのはそういうことです。
>(世のなかには、こういうのが好きな体質の方っていますよね)
さて・・エデュで・・Cのように言った「例」でもあるのでしょうか?
独善だ!と批判できる、あなたが「嫌い」な人間原理主義の「例」を知りたいのでね。
あまり、この例示は・・納得感がないね。
それから。。
> 命題Aが正しいのか、間違っているのか、どうかは分からない・・それが
>本当のところです。
> しかし、命題Aをあげ「議論しよう」とスレを立てた以上は簡単に降りる
>わけにはいかない・・
> 実際に、やってみりゃ分かります。
ここで、一度 命題Aと言うと・・簡単に降りるわけにはいかない・・・だから『どんな』方法でもしていいことにでもなるのか???
なぜ。。降りるわけにはいかないのか、分からないし。(勝ち負け気にしないのでしょ?)
まるで。。
「戦争したら・・英霊に申し訳なくて・・続ける。」のと、似てないか・・?
それこそ「硬直」してるんじゃない?それは。
議論の方法だけどね・・無常感さんが、いろいろ言い訳?してるみたいだが。
私が、別のスレッド、正直に思ったのは・・
『もし、自分の子が・・無常感さんのように「頭が良く」ても
あんな、フェアでもなく人をバカにするような方法で議論?を喜んでする子には、絶対なって欲しくない』って、思ったよ。
無常感さんは、「あの方法」を、無常感さんの子が、他人にしてたら、誉めるのか?
まあ、誉めるかもしれないけどね。
腕力ある人は、腕力のない人ターゲットにして「腕力」武器にして、「弱いものいじめ」を、するわけでしょ・・・拳を振り上げれば、黙るからね。
エデュでは腕力関係ないので・・
知識がある人が、知識のない人をターゲットにして、「知識」武器にして、弱いものいじめをしてるみたいなもんだね・・・・自覚があるのか知らないが・・
・・「あなたは知識が足りない」「これ知らないだろ?」って言ったりしてね。
だから、何度も聞いているのだよ。その方法は「真善美」なの?って
真善美はどこらへん?
まあ、自分の、好んでしてきた「議論方法」も「肯定」してるようなので、今、どんなに丁寧でも、「信用」してないんだよね。
>なぜだか「論理のすり替えや事実の歪曲が多々見受けられる」
>そういう印象が残っている。
>なんとなく、村上氏、ホリエモン氏、田中角栄氏の 話に似ていませんか。
と、逆に、「感情にまかせて、自分が責められている」という感じだか・・・
なんだかなー。
まあ、「事実の歪曲」というか、無常感さんが『これが事実』と「断定」してしまうので、そう見られるのじゃない?
「事実じゃない」って主張は、無視か、「お勉強しましょう」だからね。 -
【2274542】 投稿者: 量的 (ID:R.RgULjpPRM) 投稿日時:2011年 09月 24日 03:01
企業人さん、
御用学者の件ですが、私の感覚では、学者先生には大変失礼ながら、学者の専門レベル云々より前に、「その技術のプラス面、マイナス面」の持つ意味とか、「発言の及ぼす影響」とか、全体議論へ及ぼす、自分野議論の影響への感度が少々低いのではないか、・・いい過ぎでしょうか。別の表現で言えば、”社会の”文脈の中で、自分の専門をもともと普段から位置づけない人が多いと言うことようなことです。
上記は、今回の大震災だけではなく、博士課程で研究していたときから、ずっと感じていることで、わたしが大学という組織への奉職に疑問を強く感じたひとつの理由でもありました(・・・過去形です。今は企業が職場なので。ちなみにもうひとつは給料が安く生活が安定しにくかったこと、最後は、大学は何かとパワーハラスメントには無防備な体制にあること、でした。)ある先生は、”社会での”評価なんてどうでも良い、”専門家集団での”評価こそすべて、と言い放っていて、私の意見と非常に違うので、当時は大いに考えさせられました。これは好奇心による科学的な真理の追求・コア技術開発の推進というような、世間で当然だと考えられていることにも、一定の派初めを掛けることに関わると思っています。
「大学では自分の好きなことができる」派の大多数の人々からは、反論されるかもしれませんが、原子力発電のエネルギー利用の例について言うなら、そもそもどう位置づけるか、の技術議論(勿論、社会的な議論議論や政治的な議論もその他にあると思います)が、学識経験者のリーダー的立場で常日頃、国民に対して(十分な)提示がなくて、一方では学者として狭い専門領域を、無邪気な目をして追求する、でいる人が、その感覚のままで発言している状況が、よほど、一般からみれば滑稽で、学者の存在価値を軽んじられるひとつの理由にもなっているように見えます。学者集団の方は自覚がないことが多いのでしょう。
・・・むかしなつかしい想い出です。 -
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【2274543】 投稿者: 量的 (ID:R.RgULjpPRM) 投稿日時:2011年 09月 24日 03:10
音楽の話題で、ブルックナーの9番他とマーラーの9番1曲プロの2つのプログラムで、ベルリンフィルハーモニー(BPO)が来日します。この不景気でもヤフーオークションでは、S席で6万円超!の値がついています。ウィーンフィルが去年、指揮者で大分すったもんだして、今年、こちらは指揮者がエッシャンバッハということですすが、少々、BPOに押され気味というところですか。
上記演奏会も楽しみでよいのですが、わたしは曽根麻矢子さんのチェンバロ演奏のバッハ(フランス組曲)を聴きに行くのを、今からとても楽しみにしています。以前にNHK BSで聞いて、実にすばらしい演奏だったのを記憶しています。 -
【2274571】 投稿者: 信頼感 (ID:pIp28uNP7i.) 投稿日時:2011年 09月 24日 07:35
地域、時代様
>自分の表現が人の癒しにつながっていた事に気付いて、ああ、、ありがたい、、って思いません?
遅レスでスミマセン。
「愉しんでいただきたい」という気持ちで弾いているんですけど・・・
人物がちっさいので、気付けば、自分が愉しんじゃったりしてます。
結果、自分が癒されてる・・・
老眼様
数十頁も前のことを引き合いに出してスミマセンでした。
みなさんのお話は深遠なので、即レス出来ずにおりました。
>‘他の生き物と違って’野望やコンプレックスと対峙するようなものも備えているのが人間であるはずですから
同感です!・・・私も信じたいと思います。
適性様
>ただ・・これはね。難しいという感想です。
そうですよね・・・今の空気じゃありえませんよね。
ただ、老眼様の示して下さった方向に進めば、少なくとも
争いがなくなると予測できるので、思考だけでも巡らせて
みたいなと思っています。 -
【2274586】 投稿者: 無常感 (ID:e1yeWuNiSdQ) 投稿日時:2011年 09月 24日 08:10
通りすがりの企業人さん から、原発事故の話が出たので・・
8月14日に放送されたNHK教育テレビ「アメリカから見た福島原発事故」を見ての印象ですが、
結局のところ今回の惨事は、
1.格納容器が極端に小さいので、電源喪失により炉心溶解が起きれば、水素爆発が起きる という
構造上の欠陥がある「マークⅠ型」原子炉の問題を、アメリカでは公然と侃々諤々の議論を行っていたのに、
日本では何ら問題意識をもたなかかった。
→その結果ベントが遅れ、水素爆発が起きた。
2.東京電力、メーカー、行政ともに、安全性の意識が欠落していたため、本来違う場所に置くべき
「非常用ディーゼル発電機」をともに地下2階に設置していたため、大津波の浸水によって機能を喪失した。
→あり得ないはずの「電源喪失」が起きた。
・・ということですね。
アメリカでの「マークⅠ型」に関する判断は、これらの原子炉が、
地震、津波の極めて起こりにくいアメリカ東部にしか設置されていないことを前提に、安全性評価を行い、
根本的な解決にはならないけども、大量放射能漏れ(水素爆発)を避け、少量放射能漏れ(ベント)を選択する
という、侃々諤々の議論を経たうえでの「現実的選択」になっています。
アメリカ人研究者は「地震の多い日本では安全性評価の前提は当然異なる」としていますが、
日本で真剣に議論されたのか?
また、「非常用ディーゼル発電機」の設置方法・・これは日本における人為的なミスです。
その原因は何なのか?
他のテーマで語る件と共通の問題意識をもっているのですが、個人的には、これは・・
日本固有の 思考停止 によるものだと思うのですね。
きちんと、理詰め でものを考えない。(これも、人間原理主義ですね)
・・そこに問題があると感じています。 -
【2274589】 投稿者: 無常感 (ID:e1yeWuNiSdQ) 投稿日時:2011年 09月 24日 08:21
> 「非常用ディーゼル発電機」をともに地下2階に設置
失礼しました、入力間違いで・・正しくは「地下1階」です。
タービン建屋横の地下1階に、並んで設置されていました。
要は、違う場所に設置しないと、「非常用」の意味をなさない・・ということなんですね。
ちなみに、アメリカのバックアップ発電所は、場所が違うことはもちろん、数も多いし、
防水設備も設けているらしい。
日本の対応は、「うるさく言われるので、一応やっておくか」といった感じですよね。
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