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【2043250】私立中学の価値 2校め

投稿者: ようこそ!書き込み歓迎   (ID:4Xzxz71IPe2) 投稿日時:2011年 03月 02日 23:08

既スレが調子悪いので、とりあえず立てておきました。

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  1. 【2156439】 投稿者: 通りすがりの企業人  (ID:AIh4.sELhkI) 投稿日時:2011年 06月 06日 20:15

    地域、時代さま、量的さま、動機さま、みなさま

    お久しぶりです。
    ゴールデンウィーク後、私の部隊の、夏の節電計画をつくるのに苦労しておりました。パイロットプラントの維持と、節電目標を両立させるために、ずいぶんと社員に苦労をかける計画になりました。お盆とずれた時期に2週間の強制休暇(施設閉鎖し出勤を許さない)、週休の変更など、子育てや介護をしながら働いている社員からの反発、組合からの反発も強く、しかし、ここは執念をもって議論をくりかえしました。

    企業だって、やる気を出せばここまでできる、というのを見せたいと考えております。

    先週末に、私としてはけっこう重要な1時間ものの講演(幸い日本語)を行い、土曜夜から関西で仕事(こちらはフルに英語)、滞留しております。

    従いまして、地域、時代さまご紹介のTV番組も、気づかぬままに終わってしまいました。気づいても見られなかったけれど。

    量的さまのオーケストラに関するご意見、興味深く読みました。私自身は、オーケストラを降りて以来、興味が、どんどん、独奏や室内楽に向かっているので、好んでオーケストラを聴くことも少なくなり、コンチェルトのソリストを聴きたいから、ほかの曲も聴く、という、けいからぬ聴衆となり果てております。また、オケに乗っていたときも、管楽器のトップだったので、これは、アンサンブルの面と、ソロの面を持っているので、続いていたのかも知れません。

    ベルリンフィルの弦については、聴衆からの距離の差を計算して鳴らすタイミングを決めている、さらに、それよりもほんのわずかに低音が先に鳴ることにより、えもいわれぬ響き、ときに迫力をつくっているのではないか、と観察しておりました。もちろん、末席であっても、超一流とは言えないけれど世界レベルのプロのソリストが十分につとまる奏者が集まっている、という凄味は、複雑な曲であればあるほど感じることがあります。
    小澤さんが、ウィーンでなくベルリンを拠点にしたら、どんな音を出したか、見果てぬ夢になってしまいそうですが、ときどき、考えます。トゥーランガリラでN響ともめた小澤さん、もしかしたら、ウィーンでドンジョバンニを振るより、ベルリンで赤道コンチェルトや春の祭典などをやったほうが、楽しかったのでは、とかも考えます。

    私自身は、今週末と7月上旬に演奏会を控えています。バッハの後期の作品と、プロコフィエフをやります。今週末など、練習はおろか、譜面を見る暇もなく本番ですが、なんとかやってみようと思っています。
    バッハは、長く教会の楽士長(教会は文化の中心だったので、現代では、藝大学長のようなものです)をつとめ、表面上、満ち足りた人生だったのですが、たくさん子供をもうけ、たくさんの子供が夭折(13人のうち7人、だったかな)し、自分が築き上げたポリフォニーの世界とはまったく違う音楽が流行してきていた、どういう心境の晩年だったのだろ、とか考えています。

  2. 【2156444】 投稿者: 通りすがりの企業人  (ID:AIh4.sELhkI) 投稿日時:2011年 06月 06日 20:22

    ひとつ補足です。
    ベルリンフィルの奏者は、自分自身の楽器、当然ソロの仕事もやる楽器、でオーケストラに参加しているのですが、ウィーンフィルは、弦楽器や一部の管楽器は、オーケストラお仕着せのもの、と聞きました。弦は、とてもソロで輝くような楽器ではなく、しかし、オーケストラになると、まさにウィーンフィルの音になって輝くもののようです。管楽器は、重厚長大古色蒼然、ホルンなどメカニズムも独特で、軽やかな運動にはとても向かないという話を聞きました。
    小澤さんは、現代の難渋な和声や運動性に合っているのかな、とか思ったもので。

    ウィーンフィルに関する知識、合っています?>量的さま

  3. 【2158021】 投稿者: 量的  (ID:4o3wqWLqUZc) 投稿日時:2011年 06月 07日 23:40

    こんばんは。


    ウィーンフィルというと、弦の微妙で表情豊かなトレモロとホルンの芳醇な音色、ハープのこの世のものとも思えない豊かな音空間、チェロのふくよかな、音色。。いいものですね。


    それで、一番思い出すのは、1973年3月のウィーンフィル来日公演の日のストラヴィンスキー「火の鳥」です。指揮者は、高齢のカールベームで、コンサートマスターがゲルハルトヘッツェル。セコバイのトップがウィルヘルムヒューブナーでした。


    当時、わたしは高校生で、ようやく抽選で手に入れたチケットを握りしめて、NHKホールに出かけました。その日のレオ3・ブラ1を楽しみに聞きに行ったようなモノなので、中プロの「火の鳥」を聞いたこともなく、その動きのある音と色彩感ある音をただ愉しんでいましたが、終局に入る前の弦のトレモロで下降していき、霧の向こうからウィンナホルンのふくよかなソロが響き、そこにハープが羽衣を渡すような流れを作り、するとしばらくしてウィーンフィルらしいフルートのソロ、やがて、いくつかの流れを経て、真っ赤なチェロを持ったえらくハンサムなトップ奏者がビブラートを流れるようにかけて、聞いたこともないような芳醇で自然な音色が響かせる。。フルートの入りだけが一瞬遅かった記憶がちょっとありましたが、そばらしい金管と弦の合奏のとけあった響きで、曲は終曲を迎えました。テンポも響きも昨日のことのように思い出されます。私の心の中ではナンバーワンの火の鳥です。


    楽器で言えば、ウィンナホルンは音程が取りにくく音がひっくり返りやすいので慎重に息を吹き込むのだそうです。わたしはホルンは吹けないので、ホルン吹きの友人の受け売りです。ウィンナホルンでは、乱れもなく安定的に吹くと、そこでふくよかな音楽が表現されます。(*)
    http://www2.airnet.ne.jp/naoya/kaitai.html


    私の中では、これ以上の火の鳥には出会えていませんし、ウィーンフィルの魅力の一端だと思います。
    この演奏をCDで聞いたことはなく発売されてはいなものと思っていましたところ、いまは廃盤ですが、かって発売されたことはあるようです。



    ・・・と思って、先ほどなにげなくネットを検索いると、


    の中段付近に、なんと、カールベーム指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の1973年3月22日の「火の鳥」の最後の10分が、なんとアップロードされているではありませんか。(絶句です。)



    http://ycity.jp/keizi/03_ongaku/031_meien/



    企業人さん、地域時代さんへ、
    もし、PCで、上記WEBの音を再生できれば、ちょっと聞いてみて下さい。
    なお、4分付近と6分付近が上で書いた、わたしなりの聞きどころ、に相当します。


    それにしても、こんなマイナーなところを持っているなんて、
    世の中にはマニアがいるモノです。
    (カールベームの「火の鳥」の話題なんて、ほんとマイナーな話題です。)

  4. 【2158051】 投稿者: 量的  (ID:4o3wqWLqUZc) 投稿日時:2011年 06月 08日 00:08

    お詫び:先ほどうっかり年数を書きまちがえてしまいました。1973年3月→1975年3月でありました。すみません。


    ウィーンフィルの音の話を戴いたので、その続きですが、もう一つ特徴的なモノにウィンナオーボエというモノがあります。吹き口の下に丸い玉のような膨らみがあり独特の芳醇な音色を奏でます。また、もっと地味なところではファゴットの音色も違うように思います。ベートーベンの交響曲第4番の第1楽章のファゴットのソロなどその魅力が満載だと個人的には思っています。


    でも、これらのウィ-ンフィルらしさは昔のウィーンフィルで、最近は、どうも演奏の仕方や、音色が変わったように思えてなりません。(*) 昔はウィーンフィルと言えば全員男子でオーストリア人の特定の先生の弟子で奏法・音楽性・アンサンブルの仕方がウィーンフィルに合ったような人しか入団できなかったと記憶しています。(目隠しでオーディションしていても)


    去年、ネルソンズ指揮のウィーン・フィル演奏会にも行きました。新世界より、とモーツアルト交響曲33番、ハイドン太鼓連だ。それぞれ楽しめました。女性がコンサートマスタ-(コンサートミストレスと言うのが正式でしょうか?)で、響きとアンサンブルの仕方もウィーン・フィル独特と言うよりも、指揮者のらしさが見えて、オケの特徴が以前より統一的に感じられなくなっていきつつある印象はありました。時代の流れかなと思います。


    わたしは「新世界より」はほんとに若い頃、ベームの鞄持ちで来たムーティの指揮でNHKホールで聞いた記憶がありますが、それとは全然違うオケのような演奏でした。(良い悪いではなく)


    (*)
    楽器について言えば、最近は、職人さんの不足でヤマハさんが、制作・修理をお手伝いしているようにも聞きます。それが
    悪いって訳じゃありませんが、ひょっとしたら、少しばかり楽器が演奏しやすくなって、奏者の側の自由度が増えてその「らしさ」が薄まったかも。

  5. 【2158269】 投稿者: 地域、時代  (ID:mgYwa0hRWeU) 投稿日時:2011年 06月 08日 09:00

    量的(知的)様

    当時、わたしは高校生で、ようやく抽選で手に入れたチケットを握りしめて、NHKホールに出かけました。

    量的様

    量的様の青年時代を想像して微笑ましい気持ちになりました。

    火の鳥も、他の演奏も全て聞きました。
    火の鳥の演奏素晴らしいですね。
    私はオーケストラの事はまるでわからないので、誰の演奏が~という聞きわけが全くできない。
    ただ、最初のムラヴィンスキーさんの指揮は、私の心の波よりも速いテンポで、居心地が悪い気がしました。
    ド素人の感想なので、まるでずれた事を言っているかもしれませんがお許し下さい。

    「ウィンナオーボエ」
    美味そうな名前やな♪って想像した私。
    やはり、美味しそうな楽器でした。
    私は視覚分野ですので、やはり、こういう思考になるのでしょうか、、(笑)。

    ’「らしさ」が薄まる’
    怖い言葉です。
    「あなだだから表現出来る事を表現しなさい」そう言われ続けてきた私にはドキリとくる言葉です。
    確かに、私の分野でもネットの普及がない頃は、国柄、表現者の「らしさ」が非常に強く出ていたように思います。
    昔は、ある程度の情報でさえ、本を買うか、その分野の方に直接お会いする事、足を運ぶ事でしか手に入れられなかった。

    しかし、世界中の情報を手に入れられる今、私の分野でも「グローバル化」が目立ち、逆にそれが「面白くない」事に繋がっているような気も少ししました。
    まあ、私は完全に第一線から退いているので、偉そうなことは言えませんが。。。涙

  6. 【2158276】 投稿者: 地域、時代  (ID:mgYwa0hRWeU) 投稿日時:2011年 06月 08日 09:04

    企業だって、やる気を出せばここまでできる、というのを見せたいと考えております。

    企業人様

    頑張って下さいね!
    一人一人の頑張りが、大きな大きな力になると私は信じています。

  7. 【2159521】 投稿者: 通りすがりの企業人  (ID:AIh4.sELhkI) 投稿日時:2011年 06月 09日 01:13

    量的さま

    いいWEBサイトの紹介をありがとうございます。
    出張先で、悲しい音響ですが、ベームの火の鳥を聴きました。
    馥郁とした、余韻を残すような音響を感じ取ることができました。

    私は、この来日のときのチケット、祖父母の名前まで動員してハガキで応募したけれど、落選しました。これがベームを聴く最初で最後の機会と思って頑張ったのですけれど。(何をかくそう、私も高校生でした)

    この頃、異様にテンポの遅い、ベーム=VPOの、モーツアルトのレクイエムに痺れていました。今は、もっと簡素な引き締まった演奏のほうが好きですが、ときどき、CDで聴きなおしています。

  8. 【2162159】 投稿者: 量的  (ID:4o3wqWLqUZc) 投稿日時:2011年 06月 11日 00:58

    (何をかくそう、私も高校生でした)
    → あっ、そうだったんですね。驚きました。



    ところで、http:
    //www.amazon.co.jp/product-reviews/B000H4W96M/ref=cm_cr_pr_btm_helpful?ie=UTF8&showViewpoints=0



    「行かなきゃよかった…?!」さんの心情、わたしは泣けました。
    よいコンサートというのは皆さん、自分の一生を変える”宝”/"魔物?”デスね。

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