最終更新:

10073
Comment

【2043250】私立中学の価値 2校め

投稿者: ようこそ!書き込み歓迎   (ID:4Xzxz71IPe2) 投稿日時:2011年 03月 02日 23:08

既スレが調子悪いので、とりあえず立てておきました。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【2318264】 投稿者: 未来  (ID:R4KjSl9Y91U) 投稿日時:2011年 11月 06日 19:07

    3DATbOfwAdEさん

    どこの当社さん?
    参考までに。。

  2. 【2318302】 投稿者: 量的  (ID:gMEgW33mp2w) 投稿日時:2011年 11月 06日 20:04

    信頼感さん、

    反論している訳では無く、私が思うところを書いて見ます。
    カルチャーが違うとなかなか成立しない言葉の議論なので、スルーいただいても、わたしはかまいません。
    意見、書いておきますという程度ですので。


    ちなみに、トイレができるというのを「犬が自律性をもって生活している」とはわたしはあまり表現しません。トイレが躾られている(してはいけないことができている)だけとの理解なのです。

    <以下詳細です。>


    信頼感さんの責任の範囲の話では全くなく、大きいところでは、学者が訳語を当てはめる際の問題点であると強く思うのですが、学者は、安易に1英語1単語で、「自律」の単語を当てはめて、一般的に学問用語として、定着されたのが実際だろうと想像しますが、学問的に使うにしても、もっと注意深く使うべきキーワードと思います。あまり好ましくないと思っています。


    英語のAutonomyの訳語は、歴史的に狭い意味で自律と訳しているのがありますが、意味合いは様々です。まず、機械工学で使われる、autonomyは、制御される側と制御する側があって、系外からのエネルギーや信号の関与なしに成立する個体ないしシステムという言葉なのです。このautonomyという英単語に対して、わたしは「自立」と訳してもかまわないと思っていますが、自-他の関係性がまだしもあるので、「自律」と訳することは、適切です。

    また、心理学の分野でも、青年期の心理学で自律性と使うのは、言葉のセンスとしてまだしも正当で、まあまあAgreeです。しかし、autonomyの訳語を、幼児期と青春期(例えば16歳以降)では日本語の場合し分けるべきではないだろうかと思います。

    その理由は、生物とか、自我の分化が行われていない幼児について、「律する」主体は何か、と問われればないからです。植物の場合では、植物が自分の脳で考えて自分をコントロールするというのは意味がなく、自分で真っ当にシステムとして存立している、機能しているということ。幼児も「脳」で意識して判断しているのではなく、身体全体の機能のはずです。「自立」が適当な例になるのではないかと思います。他律に対する自律という説明は、Autonomy のオリジナルの意味から、少し離れます。というのは、接頭語のAutoの意味は、”自”と”他”(手を掛けなくても成立するという意味で、文字通り自立)という日本語で付け加えられて強調された意味を持たないからです。 


    次に、幼児の獲得すべきものの文脈で「自律」と使うべきかというと、「自立」、それも「生活の自立」「行動の自立」で十分だと思います。普通の文脈では特にそうです。他律の反対の自律というのが、実体がない(理由は既に書いた通り、脳みそで意識して判断していない、幼児にコントロールをする主体とコントロールされる客体を仮定して「自律」するというのは、違和感があります。わたしに言わせれば、ですが、自律-非自立でないと日本語として、判りにくいと思います。英和辞書などで、the autonomy of the individual 個人の自主性、と訳しているのまでは正しいと思います。


    わたしは例えば、”してはいけないこと”を理解することは必要ですが、自分で自分を律すること、(”律する”の定義が必要ですが)は必要がないと思います。発達が早い人には、自分を律することができるひとがい
    るでしょうが、普通のひとこそ、要求すべきではないと思います。してはいけないこと、の躾までです。


    幼児に自律性を促すと言うのが、単に発達段階にある幼児の普通の成長をいうのか、特に脳みそで考えたコントロールまで促すのかが、この言葉で、曖昧だったので、質問させていただきました。
    無理に、頭を鍛えるという、幼児記段階の英才教育を主張される人も少数ではあるが、昨今でもおられます。


    おそらく、言葉の使い方を除けば、信頼感さんと知が得ところはないと思います。
    最後のエリクソンの文章の部分も、幼児記の議論なので、Autonomy に「自立」の訳を付けて自然に誤解無く理解できると私は思います。

    では、量的のいう「自立」とは「自律」とちがうのか、というと、違います。
    自立とは自分で自分を律して、すべきことを理解するということです。
    してはいけないことだけの理解ではありません。また、中学生が自分ですべきことを理解して、勉強するときは自立ではなく、自律と使いたいです。


    <信頼感さんWrote >

    「自律」という意味で間違いございません。
    量的様は、幼児期に自律を促す環境が必要ないと思われるのですか.....。
    もしかすると言葉のニュアンスの問題なのかもしれません。
    トイレットトレーニングでもお話させていただきましたが、躾と自律性には密接な関係がございます。強すぎる躾=強制は、本人にとって他律状態となります。(躾は必要ですよ、ただし、受け入れることが前提です)自律性があるからこそ主体的判断、思考をします。一般的に3歳で自我の芽生えがあり最初の反抗期とも云われています。主体的に行動しようとする幼児に対して、それを制限しようとする養育者.....反抗と感じるでしょう。そして好奇心とも密接な関係があります。


    ******エリクソンの発達段階より引用*******
    幼児期前半;自律対恥.疑惑の発達段階
    自分の意思でコントロールすることを覚える。心的な自信が芽生える。これに失敗すると、自分に対して確信が持てず、不信を持つようになる。

    幼児期後半:自発性対罪悪感の発達段階
    自分で考えて自分で行動することを覚える。好奇心などからいたずらをしたりもする。なので、大人は行動ではなく、その動機を大事にするべきである。これに失敗すると、やるのはいけないことだ、と罪悪を感じるようになる。
    *********************************************
    エリクソンは、乳幼児期に自分の要求を多くかなえられた子供ほど自律性の発達が早く、かなえられなかった子供ほど自分で自分の衝動を自制したり困難なことを決断する力が育ちにくいと述べています。自分自身を信じる力が弱いということです。

  3. 【2318321】 投稿者: 弱点  (ID:a98wIn4vqsQ) 投稿日時:2011年 11月 06日 20:33

    無常感さん
    >すべての子どもが「日本国憲法」を暗記できたら、少しは世のなかが変わる(?)かもしれません。
    今、日本人に欠けていると思われていることは、憲法には書かれているのでしょうか。
    無常感さんがあの長い憲法の暗記に意味があると思われるのならば、そうなのかもしれません。
    私には憲法の素晴らしさがよくわかりません。
    理想もいいのですが、都合の悪いところに目をつむり、
    善を前面に出して、しれっとしているものと感じています。
    日本自体が子ども? なので、まずは改正からかなと思っています。

  4. 【2318332】 投稿者: 未来  (ID:R4KjSl9Y91U) 投稿日時:2011年 11月 06日 20:44

    弱点さん


    >私には憲法の素晴らしさがよくわかりません。
    理想もいいのですが、都合の悪いところに目をつむり、
    善を前面に出して、しれっとしているものと感じています。
    日本自体が子ども? なので、まずは改正からかなと思っています。


    素晴らしさがわからないでしょう?
    だから勉強するのです。
    改正する以前に 日本国憲法をしらなければいけないですよね。
    だから、私は賛成したのです。


    この憲法に乗っ取ってこの国の成り立ちがあるわけですから。

  5. 【2318336】 投稿者: 無常感  (ID:k9eWi1uClxY) 投稿日時:2011年 11月 06日 20:50

    弱点さん

    日本国憲法には、

    国家権力(主権)に対して国民がどう向きあっていくのか・・という
    欧米人が歴史を重ねて培った智恵がこめられています。

    だから、まずは、その論理をきちんと理解して、
    必要であるのなら、日本の事情に合わせて改正する・・こうあるべきですね。

    >日本自体が子ども?

    そう・・子どもなのですね。
    憲法の「論理」を理解する機会がほとんどありません。

    だから、まずはみんなで朗読して暗記する方がいい。

    ・・すると、愛着が生まれ、どんな意味なのか? と考え出すのではないか
    という期待感で書いた次第です。

  6. 【2318345】 投稿者: 弱点  (ID:a98wIn4vqsQ) 投稿日時:2011年 11月 06日 20:58

    信頼感様
    >一言で云えば、「受け入れられる」心を育むことですかね。
    いじめた側でしょうか? いじめられる側でしょうか?

    >自我が傷つくほどの試練が遭遇しても、自律的に試練の意味を受け入れそれに向かって
    >再挑戦し得られた結果に心から納得することです。
    いじめられた側のことを意味するならば、私と同じことをおっしゃているのですが…。
    >私の考える「試練を乗り越える」とは、我慢とは無縁のものです。
    ここが違うのでしょうね。
    試練を受け入れて納得したとしても、そこにある種の我慢や諦めは生じたと思います。
    それなくして、全く理不尽な行為を受け入れることができるのでしょうか。
    そんな心境には、私は到底なれませんでしたが、可能な方もいらっしゃるのかしら。。

    >何度繰り返しますが、全てこの方法で解決できるなんて言い切りませんので
    申し訳ありません。
    何度もそこを強調されるので、わかっていても洗脳されているような錯覚に陥ってしまうのです。
    洗脳も何も、私自身、そのとおりと思っている事柄なのに。
    信頼感様はずっといじめる側の心に焦点を当てていると思っていました。
    いじめる側の心の問題については、異論はありません。
    そして、どの子にも信頼感を感じさせることで、
    いじめの発生自体を防ぐおつもりと感じていましたが、
    ちょっと違っていたのかもしれません。

    >各々が、このように自律できたとしたらイジメは、減少するでしょうし、
    私も減ると思います。
    真に病んでいる人だけが残るかもしれません。分かりやすくていいかもしれません。
    いい子が増えて、平穏な学校生活になる、のでしょうか。確信が持てません。

  7. 【2318366】 投稿者: 無常感  (ID:k9eWi1uClxY) 投稿日時:2011年 11月 06日 21:18

    >他律に対する自律という説明は、Autonomy のオリジナルの意味から、少し離れます。というのは、接頭語のAutoの意味は、”自”と”他”(手を掛けなくても成立するという意味で、文字通り自立)という日本語で付け加えられて強調された意味を持たないからです。(量的さん)

    あまり詳しくはありませんが、おもしろいところですね。

    哲学的には、「自律」という言葉は、「自立」よりも射程が広くて、
    「自立」が「隷属」「従属」といった反対語をもつのに対して、
    「自律」は反対語をもたない、抽象的に言えば、「存在それ自体で充足した状態」を指すらしい。

    ・・とすれば、幼児で「自律」は無いでしょうね。

    「自律」に関しては、「自由」との関連で、

    欲望のまま生きていくことを「自由」と称することがあるけれども、それは本当の「自由」ではない。
    自ら選択肢した命題にしたがって、自律的に生きていく・・それが本当の「自由」であると。

    カントの「自律的自由」ですが・・以前、このくだりを読んで、おもしろいなと思いました。
     

  8. 【2318387】 投稿者: 無常感  (ID:k9eWi1uClxY) 投稿日時:2011年 11月 06日 21:34

    失礼しました。

    (誤)自ら選択肢した命題 →(正)自ら選択した命題

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す