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投稿者: ようこそ!書き込み歓迎 (ID:4Xzxz71IPe2) 投稿日時:2011年 03月 02日 23:08
既スレが調子悪いので、とりあえず立てておきました。
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【2245009】 投稿者: 凡才 (ID:SrEl6YaLQMQ) 投稿日時:2011年 08月 23日 23:14
根本的様
お元気そうで何よりです。
お帰りなさい。
と、いきなり、好奇心と知識ですか。うーん、どちらも何とも言えないな。
では、算数の世界だって、0と1からの世界に好奇心を持たせるのは、難しいでしょう。
確かに、大学の論文あたりになると、知識はできるだけ排除しなければならないけれど。
どちらが重要でしょうか。どっちが先に来る事も予想できるし、好奇心で知識を利用していたり、
知識から好奇心が発展したり、バランスの問題かなと思います。
とにかく、一番今の日本に大事な事は、両方をうまく使いこなす、これからの未来に向かって、
新しいものを発見、発明できる人材の育成だと思います。 -
【2245127】 投稿者: 老眼 (ID:hdcsNkxr2wM) 投稿日時:2011年 08月 24日 00:35
根本的さん
お蔭様でうれしさのあまり今朝は二日酔いでした。遺伝さん,企業人さん,こんな意見もさん、時代さん、視点さん,じゃい子(未来)さん、シルバースプーンさん、信頼感さん、弱点さん,地域時代さん,適性さん,動機さん,のんきな父さん、福の神さん,凡才さん、量的さん、他にも沢山の方が同じ思いでおられると思います。互いに元気でいることが一番です。ふんばってスレ繋いでよかったですね,皆様。あっ,そうそう,最も心配されてたのは,地域時代さんとじゃい子さんですよ,要所要所でふんばってくださいました。 -
【2245311】 投稿者: 信頼感 (ID:pIp28uNP7i.) 投稿日時:2011年 08月 24日 08:32
凡才様
他スレでは、失礼いたしました。
>では、算数の世界だって、0と1からの世界に好奇心を持たせるのは、難しいでしょう。
好奇心は、「持たせるもの」ではなく「持ってしまうもの」じゃないでしょうか・・。
「持たせる」とすれば、ものすごく難しいでしょうね。
凡才様も地域時代様も大人になってからの(少なくとも幼児期ではない)
ことを連想されてお話されているところがあると思います。
ソーシャルリファレンシングの際にも述べましたが、それらを感覚器官同様
と仮定すると、器官の最も発達する時期がそれぞれあります。
好奇心で云えば、幼児期(4~5歳)で最も発達すると云われています。
(その時期にしか発達しないわけではない)
ですから、その時期に焦点を当てて述べています。
幼児期は、周囲の環境も大人ほど複雑ではありませんので他の条件を
考慮しなくても一般的な経過観察がし易いですし。
逆に大人の世界は、いろいろな条件が絡みあうのでメインの原因はあるものの
枝葉末節に目を奪われて本質にたどり着けないことが多々あります。
乳幼児期の授乳排便処理=母性(おっぱい→満足、不快→快感の幸福感)
幼児期前半のトイレットトレーニング=父性(出来るまで待つ初めての躾け)
幼児期後半の好奇心の育成
学童期の多数の友達つくり=社会的秩序の学習
つまり8歳ぐらいまでに、人格形成の基礎部分が出来あがってしまうのです。
ですから、このスレで議論されている中学受験の弊害は、それに突入する
以前の人格基礎部分のところに起因することが多いと思っています。
(学習の量が問題ではないと思うのです。)
中学受験はそれを顕在化させる媒体に過ぎないと感じています。
そして信頼感、安心感、好奇心、何れも「質」ではなく、「量」であること。
どんなに「質」が高くとも、「量」が少なければ、感覚は発達しない。
些細な満足感の回数が多ければ多いほど感覚は鋭敏になると思っています。
老眼様が仰る↓
>養育者にとっては些細であっても子供にとっては重大な関心事・・・・どんなにつまらないと思うことでも・・ それに気づいて養育者が真剣に関心を示し続け・・・・疲れていてもそこはめげずに・・
に繋がると思うのです。 -
【2245405】 投稿者: 地域、時代 (ID:9hn/sa0y1qc) 投稿日時:2011年 08月 24日 09:59
信頼感様
おはようございます。
そうですね、私は幼児期ではない時期を話しております。
信頼感様のお話は納得出来る部分が多い。
ただ、一つだけ「同意したくない部分」があるのです。
信頼様のおっしゃる事をまるっぽ受け入れるとすれば、「養育者の乳児~幼児期への向き合い方」こそがその後の「個性」を決めてしまう絶対的な事のようになってしまいます。
それは、仕事を持ち、乳児期~幼児期に子と向き合う事が難しい親は世の中にたくさんいます。
その方達はとても不安になってしまうのではないでしょうか?
特に母親は。。。
世の女性が仕事と育児を両立したい、、となった時、男性社会とはまだまだ切磋琢磨する必要はあると思うのですが、一方で女性の社会進出を阻む大きな一因として、昔の専(昔、ですよ)専業主婦の女性達の「子育ては母親がするもの」、という価値観もあると思います。
つまり、女性の足を女性側も引っ張っている。と。。。
私は、男性側からは上から押し付けられる形でそれがきますので、反発はしやすいと思いますが、同じ子育てをしている女性側から「質より量よ」と言われれば、そういう状況にない母達は非常に不安を覚えると思うのです。
信頼感様のおっしゃる事が絶対であるのなら、バリバリ働く親の子供達は大変不利になってしまいます。
質より量なのだ。
と言われてしまえば、親の環境によって子供の能力が左右されてしまう。
私は、弱点様がおっしゃっている。
↓
父子の話で出てきた、同じ仕事を「やらせる」も「やらせない」も根本は同じ。
親が勝手に決めるなという思いです。
↑
この意見に強く同意するのです。
なので、「養育者が量的にしっかりと育てたから」という考え方だと、子供のためにとりあえず、日本社会では、父親達は多くの時間を子育てに充てる事は難しいので、子供の養育にあまりにも母親達の負担が重くのしかかってきませんか?
負担を避けざるを得ない状況に持っていけば、それが母親の「子に申し訳ない」という気持ちに繋がりませんか?
「’一人の人間が’しっかりと量を与える必要はないのです。」
ならば、納得が出来るのですが、「その基幹部分をなしているのは 親である」となれば、例えば、それが中学受験だったとして、親の望むとおりにある程度やってくれない子供を前にした時、母達は「自分の子育ての過去を後悔する」事に繋がりませんか??
しかも、過ぎてしまった過去の事。
取り戻す事は難しい、、という事になってしまいます。
また、中学受験が上手くいった子の親は「子供の今のより良い状態は自分のお陰」のような錯覚を持たせる事にもなるような気がします。
前回書いた、「この子に私と同じ思いをさせたくない」というのは、「私のため」です。
私の思いを自分が成し遂げたいために、私は自分の仕事をとりあえず休んだ。
それだけの事なのです。
この事が、息子にとって良い環境だったのかどうかは、息子にもわからないと思います。
私にもわからない。(とりあえず、私は自分のやりたいように子供を向き合えましたので、私は満足しています)
なので、私はここで「お前も幸せか?」と息子に問うたのです。
私は、子「個」の状況は子「個」の個性だと’思いたい’。
「個の個性によるものだ」と’思いたい’。
のです。 -
-
【2245517】 投稿者: 信頼感 (ID:pIp28uNP7i.) 投稿日時:2011年 08月 24日 11:33
地域、時代様
>ただ、一つだけ「同意したくない部分」があるのです。
よくわかります。
私もそうでしたし、人生を振り返ってどうだろうと思い悩みました。
同意したくないのは、今更過去に遡れないという無力感からくるものだと
思います。
私は、その時期にしか発達しないとは述べていません。
子供の頃、英語をネイティブに発音する訓練をしておけばよかったなとか
もっとピアノをやっていれば・・・と同じような後悔の気持ちだと思います。
子供の頃の依存経験が足りなければ、大人になってその経験を
再体験することもできます。
実際、そのようにして依存症を更生するプログラムもあります。
ただし、再体験、ピアノ、英語・・すべて子供時代より時間と手間がかかります。
大切なことは、今の状況にフィットするように解決策を見出すのではなく
原因を把握して今後に活かすことではないでしょうか・・・。
>「養育者の乳児~幼児期への向き合い方」こそがその後の「個性」を決めてしまう絶対的な事のようになってしまいます。
信頼感、安心感、好奇心が個性を作るものではないと思います。
個性こそ、産まれ持って備わっているものだと・・・。
赤ちゃんが好んで食べる離乳食、好むタオル、毛布・・・
これが個性の最初の片鱗だと思います。
私の文章がヘタクソなので誤解を与えていると思いますが、0 or 100という
話ではないのです。
それこそ、様々なレベルの信頼感、安心感、好奇心のレベルが個々に
存在し、人格を形成しているわけですから。
>つまり、女性の足を女性側も引っ張っている。と。。。
なるほど・・・女性側からの圧力か・・・
何事にも程程という考え方を持てない方はいらっしゃいます。
私が述べていることは、この方がベターであると思っているだけで
「ネバならない」と捉えて欲しくないのですが・・・。
母性は母親だけが持っているものでもありませんし、父性は父親だけの
ものでもありません。
母性も父性も両方持ちあわせて養育者が与えるものです。
置かれた現状の中で出来うる最善を子供に注げばよいのでは・・・。
ヤギを例にとると、出産後すぐに母子分離し20分後に子供を母親に
返しても、母は子を我が子と認識できません。
昨今、病院でも母子分離しないところもあります。
母子分離し保育器の中で一定期間育てた方が、生存率があがることは
周知の事実です。
しかし、母子分離による母親の子育てホルモン低下による弊害も
無視できないです。
産後鬱との関連性もあるのかもしれません。
様々な研究で様々な事実が明らかになっています。
その事実と現実とのギャップを埋めきれないからと云って
現実に合わせた答えありきの解決方法を考えても意味を見いだせないのです。
>「’一人の人間が’しっかりと量を与える必要はないのです。」
これは、その通りです。
一人の人間が負う必要は全くありません。
母、父、共に母性、父性を行使できるわけですから。
ただし、出産と初乳、母のぬくもりは、代替できません。
初乳後のミルク、排便処理は、父親だって保育士だってできます。
養育者とは、両親、祖父母、保育士など複数の方々を指しています。
>父子の話で出てきた、同じ仕事を「やらせる」も「やらせない」も根本は同じ。
親が勝手に決めるなという思いです。
ゴメンナサイ、この話だけでは、ちょっとわかりません・・・読んでないもので。
定期授乳にしても、布から紙おむつに変わったことも養育者の負担を軽減する為です。
そこには、子供視点は一切存在していません。
女性だけが、子育ての負担を背負うことはありませんが、男女の不平等は
体の構造からしてしょうがないと思うのです。
ただ・・・子供視点で原因を探りたいと思っているだけです。 -
【2245545】 投稿者: 信頼感 (ID:pIp28uNP7i.) 投稿日時:2011年 08月 24日 11:50
補足します。
>子供の頃、英語をネイティブに発音する訓練をしておけばよかったなとか
もっとピアノをやっていれば・・・と同じような後悔の気持ちだと思います。
仮に英語やピアノが自分のことなら、冷静に後悔出来ると思うのです。
ただ、「我が子との間に十分な依存関係を構築出来たのか?」と問われると急に
不安になるものです。
血を分けた別人格だからこそ、冷静に後悔出来ない・・・
そういう感情が心の中を支配してしまう・・・
でも・・・私は、英語、ピアノレベルのことと同じだと思っています。 -
【2245625】 投稿者: 凡才 (ID:eH957SehslU) 投稿日時:2011年 08月 24日 13:09
信頼感様
お久しぶりです。その節は、ありがとうございました。
直ぐに先ほどの話ですが、
例えば、親が子供にはゲームを買ってあげます。一つは、10万円、一つは、100円です。
親の好奇心は、値段の高い方に自然に行きます。それは、高いものが良いと言う世間一般
の評判を知識として取り入れているからです。しかし、子供は、好奇心が向いた100円の
ゲームを取ります。では、子供は、事前の知識を持ってなかったでしょうか。いいえ、友
達から聞いて知っていても、自分の好奇心の基準に合わせたのです。
では、好奇心の向く方向を事前に良い方向に親が向ける事は可能では無いでしょうか。
大人になったからと言って、知識より好奇心を優先する人はいます。しかし、世の中で
そう言う人は、一般的に損はしても、得はしないので、生きて行くのは難しいのも事実だ
と思います。 -
【2245630】 投稿者: 地域、時代 (ID:9hn/sa0y1qc) 投稿日時:2011年 08月 24日 13:12
信頼感様
信頼感様の文章、ものすごくわかりやすいですよ。
わかりやすいので、私は自分の中の「疑問」を信頼感様に聞きたいのです。
私もそうですよ。
「ねばならない」という風には思っておりません。
素晴らしいお話なので、徹底的に「知りたい」のです。
反論とかではないですので、よろしくお願いいたします。
原因を把握して今後に活かすことではないでしょうか・・・。
↑
そこ、ですね。
ありがとうございます。納得いたしました。
私は、、正直に言えば「母性神話」が日本、イタリアなどの女性を苦しめていると思います。
例えば、代々続くようなアメリカの南部の貴族階級出身者、イギリスの貴族階級の子供達のナニーは、昔は貧しい有色人種(黒人)が圧倒的でした。
アメリカでは、今はヒスパニックの女性達が家政婦さんとして、ナニーとして働いています。
ナニーのボリューム層は知的にも金銭的にも非常に苦しい状況に置かれている女性達の仕事です。
ヒスパニック系の男性達の肉体労働と同じ扱いになります。
「一定の人間の養育」がそれほど大切なのであれば、ナニー業は貧しいマイノリティー女性の仕事、であるはずがないと思うのです。
ナニーは家庭教師とは全く別の職業です。
家政婦さんと同じです。
日本の乳母制度、派遣のナニーさんとは程遠い位置づけになります。
近頃は、アメリカでもイギリスでも高学歴学生のアルバイトナニー、また、素晴らしい教養を積んだ家庭教師とナニー業を一緒にやられるスペシャリスト業が生まれてきております。
しかし、基本、アッパー白人層にとって「ナニーは有色人種」が基本路線かと。。
以前、イギリス在住の日本女性が、その本の中で、アメリカ人に対する私と同じ事を疑問に思い書いてらっしゃったのです。
なぜ、犬の散歩は白人でなければいけないのに、イギリスの乳母は有色人種が定番なのだろう?(黒人)と。。
私は、そこにあまり深い「母性神話」みたいなものがないからではないのか、、と思うのです。
もしも、「養育者が一定であり、その養育者の信頼感が絶対的」なのであれば、自分達よりも明らかに全てに不自由な生き方をしてきた女性を雇うのでしょうか?
気に食わなければ、即座に解雇する雇用形態で大切な我が子を他人に任せる事が出来るのでしょうか?
長兄の嫁さん(白人)も、また、私の友人のアメリカ女性達も何の躊躇もなく子供を他者に預ける事が出来るのでしょうか?
保育料が激安だから??これも、大きな原因だと思います。 うちの長兄など、子供達が小さい頃、赤ちゃん一人の一時間の保育料金が3ドル程度。そりゃ、、女性もガンガン働けるだろう、、と。
男性側の手伝いも日本人男性の比ではないですしね。
モンテッソーリ教育のマリア、モンテッソーリ女史はイタリアの方ですよね。
イタリアは日本と同じ「母性神話」の非常に強いお国柄。
なので、私は、そこに「母性神話=マンマ文化=マザコン文化」(日本もまたそうである)を感じるのです。
なので、日本人には非常に受け入れられやすいかと。
また、たぶん、その考え方が多くの日本人にはあっているのだと思います。
ただ、、日本、イタリアは先進国であるにも関わらず、少子化が社会問題となっている事では有名な2国です。
私は子供は大人よりもすごい、て思った方が楽なんじゃないかな~。って。
「子の持って生まれた出力と環境と、人との出会い」そんなあらゆる「一瞬、一瞬」がその子「個」に働きかけて、「個」が自分で自分の性格や志向、嗜好、思考を築きあげていく、、と考えた方が「親も肩の力が抜けて、楽しく自由に育児をする事が出来るんじゃないかな?」と、思った方が楽ではないか?という事なのです。
価値観様のお話を、しっかりと自分の中に入れておきつつ。
でも、日本の女性は、もっともっと自分達の心を、自分の生活を中心においても大丈夫なのではないか?と。。。
子供はそんなに弱くてもろい存在ではないんじゃないかな??
気楽にいこうよ~。みたいな??
価値観様のお話、否定的に捉えておりません。
ただ、文化的な背景みたいなものが、しっかりと頭にないと、落ち込む女性が増えるんじゃないかな、、と。
私も、「うわ、、私ってどうなの?」って価値観様に問うてしまいましたし(笑)。
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