私立中学の価値 2校め｜掲示板スレッド

　日本の現状は、過剰な「そこそこ主義」だ、というのが私の認識です。「そこそこ」を勝ち取るためだけに過剰な競争があり、「そこそこ」を勝ち取った仲間内では極度に競争を排除するシステム。これは日本に特有な問題であり、日本はそれで行き詰まっているのではないのでしょうか？私はそう思うので、その解決のために、アメリカ流の競争主義をもうすこし見習う必要があると主張しているわけです。
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「そこそこ主義」
根本的様のおっしゃる事、すごくよくわかります。
ただね、芸術分野やスポーツ分野、事業をやってる方達、その他もろもろ「学歴や大学で学んだ事が職業にあまり関係ない人間」にとって、学んだ事は非常に矢役に立ちますが、だからどうなん？て気持ちも正直持ってますよ。
「何かに本気で打ちこんでいる人は、結果はどうあれ素晴らしい」
私の尺度はそこにしかありません。

日本の教育方針も受験秀才の生産から社会で勝負できる人間の育成に変換すべきでしょうね。
東大模試でトップとろうが、理Ⅲに合格しようが、社会にでて価値を生み出せなければ全くの無価値ですから。

未来さん、

＞勉強にどちらかというと意欲を感じない子供たち
が入れない状況ではないでしょうか。

勉強ではない他の能力があるという。


なるほど。
そういう子が普通科に行きたい、と思う
のか、親が、あんた高校くらい行って
おきなさいよ、というのか、どちら
なんでしょうね。

視点さん

＞だから私は、私立を廃止して、全部公立にして、
公教育のレベルアップを図るという考えなんですよ。
経済力で差がつかないようにするには、公教育の
レベルアップしかありません。
つまり、公立中学・高校の授業を受けて自分で勉強
すれば、東大でも医学部でも対応できるレベルに
することです。


大枠は分かりました。
でも、さっき質問させていただいた、
公立中学、高校間の格差はどうします？

全部公立にしたところで、トップ高を
目指す中学生は塾に行くし、トップ高
から東大京大を目指す子は予備校にも
通うし、じゃあ、金をかけられる家の
子どもが成績がよくなるのは変わらない
のではないですか？

＞全部公立にしたところで、トップ高を
＞目指す中学生は塾に行くし、トップ高
＞から東大京大を目指す子は予備校にも
＞通うし、じゃあ、金をかけられる家の
＞子どもが成績がよくなるのは変わらない
＞のではないですか？



だから、中学でも高校でも公教育のレベルをあげるわけですよ。
それでトップ高校や東大や医学部に対応できるレベルの授業が行われていれば、金をかけることによる優位性はおのずから低減されます。

地域、時代さん

＞「何かに本気で打ちこんでいる人は、結果は
どうあれ素晴らしい」
私の尺度はそこにしかありません。


まったくそのとおり、わたしもそう思います。
未来さんは、勉強には意欲がわかない子の話
をしてくれました。

視点さんはスポーツで頑張る子は、いいと
言うし、スポーツで特色のある私立は残して
もいいとおっしゃる。

で、なんで勉強を頑張る子は金をかけたら
ダメだと言われるのか、がわからない。

スポーツだって、その道を極めようとすれば
金はかかるでしょう。それとも金のかからない
スポーツだけがいいのでしょうか。

今年の夏の甲子園、青森代表の光星は、
レギュラー全員、青森の出身じゃなかった
ですよ。もっと言えば、監督が阪神タイガース
矢野元捕手の後輩で、レギュラーほとんど、
関西の子でしたね。
青森の野球少年を押し退けてますけど、
これはいいんでしょうかね。

世の中には、勉強に意欲がわかない子と
同じく、スポーツが苦手でどうしても
運動会が苦痛だという子もいるんですよ。

そういう子が勉強で頑張るのは、金を
かけてるからダメだと言えるんですかね。

わたしは金をかけようがなにしようが、
結局そこに意義を見出して頑張る子が
成績をあげてるんだと思うし、金をかけた
ところで本人が努力しなけれゃ、東大
京大なんぞ、入れっこないと思いますよ。

それとも、ある時期、運動会で順位を
つけるのはかわいそうだとか言って、
おててつないでゴールイン、みたいなこと
がいいんでしょうか。
運動会が唯一、活躍の場所だと思ってた
勉強で目立たない子はどういう気持ちに
なるんでしょうね。勉強だって裏返しで
おんなじだと思うのですが。

＞視点さんはスポーツで頑張る子は、いいと
＞言うし、スポーツで特色のある私立は残して
＞もいいとおっしゃる。

＞で、なんで勉強を頑張る子は金をかけたら
＞ダメだと言われるのか、がわからない。


スポーツはそれが目的なんですよ。
どんな手段であろうが、金をかけようが、切磋琢磨して秀でた人間がプロになり活躍する。


受験勉強は選抜の手段なんです。
将来、研究や社会で活躍する潜在能力がある学生を選抜する手段。
そこでは「条件の公平性」が求められる。
そうでないと、「優秀な学生」でなく、「金で底上げされた学生」が選抜され、に多額の公費が投入されたあげく、何の実績もあげられないことになるわけです。

＞「何かに本気で打ちこんでいる人は、結果はどうあれ素晴らしい」


これはアマチュアの発想。
社会に出たら努力の有無なんて関係ない。
評価されるのは結果だけです。


プロ野球で「ヒットは打てませんけど、人の３倍頑張りました」っていう選手は即退場ですよ。
二日酔いでもホームラン打てたら４番打者です。